本ファンページの運営者に関する情報です。運営者情報虹色の青春小学生時代、電子機器メーカーに勤める父の影響で、タイプライターの構造に魅せられました。工作好きが高じ、女だてらにラジオの製作から電気・電子ワールドに激ハマり。 中学に入る頃には、ゲームをしたい、文書を書きたいなどと、健全な目的を持ちながらパソコンを購入する友達の傍らで、パソコンをいじくるためにパソコンを買う、動機が不純なPC(パソコン)オタクへと変貌を遂げていました。 工学生時代に、佐野榮太郎さんが執筆された技術誌、アルファノートの複製本と運命的な出会いを果たし、感銘と影響を受け、姉妹をも巻き込んで、さらにズブズブとデジタルな密林の中へ。 私は当時から、様々な技術書を読んでいましたが、特にアルファノートは私の人生において何よりの聖典、私の青春そのものとも呼べる一冊で、カバーが破れても愛読を続け、その後の進路を決めるきっかけにもなりました。 足繁く通った電気街が、徐々にオタク街へ変わりゆくと共に、眠っていた二次元オタクのDNAも覚醒。 四方八方から色々な影響を受け続けた私は、社会へ出たらゲームプログラマーになりたいと、いつしか夢を描くようになっていました。 就職と独立学生最後の年、私なりに就活を頑張り、ついにソフト開発企業から内定を得ます。通知を受け取った時は「これで夢が叶う!」と、ウキウキしながら本当に嬉しかったです。 ところが、それは私にとって、夢どころか完全な誤算、大失敗でした。 入社から3年経っても営業と映像編集ばかりをさせられ、思い描いていた理想と大きく異なる日々に不満を募らせてしまったからです。 会社説明の際には、ゲームの開発を始めるから新たな技術者を雇用すると宣伝されていたのですが、いつまで経っても取り組む気配が全くありませんでした。 私はその言葉を信じ、ゲームプログラマー志望で入社したのに。 それでも、このまま粘り続ければ、いつかプロジェクトが立ち上がり、ゲームの開発に携わらせてもらえるかもしれない。 そんな微かな希望を糧に耐えていたのですが、経営陣が「ソフト開発事業から撤退する」と発表した時、私の中で何かが崩壊しました。 このまま夢を諦めたくない気持ちと、その時、唯一の取り柄でもあった若さに背中を押され、次のチャンスに賭けて退職届を提出。 しかし、退職したまでは良かったものの、いくら探しても、私が理想とするような企業にはめぐり逢えませんでした。 それどころか、実績に乏しい(そもそも実績を積むチャンスが無かった)エンジニアでは中途採用してくれる会社さえ存在せず、私は一念発起、営業で培った人脈を活かし、フリーランスとして活動していく決意を固めたのです。 自業自得フリーランスの道を選んだ私ですが、その選択が必ずしも正解だった訳ではありません。自由時間が増え、収入が大きく変動するということは、生活や金銭感覚にも乱れが生じるということです。 独立直後の私は、PCやアニメ以外にも、あるタカラジェンヌに激ハマりしていたのですが、仕事が軌道に乗り始めたことも手伝って調子に乗りすぎ、買い物や旅費などで毎月の請求と口座の残高がヤバいことに。 泣きっ面に蜂とはよく言ったもので、ピンチの時に限ってピンチが重なります。 主取引先の業績不振=私の著しい収入減につれ、ヅカファンを続けるどころか、あれよあれよと言う間に、私は翌月の支払いさえ危うい状況へと追い込まれていきました。 衝撃現実を突き付けられて完全にヅカ熱が冷め、一時は自分をも失いかけましたが、捨てる神あれば拾う神もあるんですね。このタイミングで主取引先へ、本ファンページで解説させて頂いている佐野さんが降臨し、経営難を鮮やかに救ってくださったのです。 おかげで私も、それまで以上のお仕事を投げて頂けるようになりました。 佐野さんについては、お話こそできなかったものの、その関係で何度かお見掛けするチャンスに恵まれ、その結果、今度は佐野さんに興味津々。 周囲の人々からも佐野さんに関する情報を教えて頂き、今になって振り返ると、当時の私の中には既に、少しずつ、佐野さんに対する並々ならない感情が芽生え始めていたと思います。 仮に誰からも佐野さんについて教えてもらわず、予備知識を得ていなかったとしても、私の収入に影響を及ぼしていた、主取引先が抱える諸問題を解決くださった時点で、私にとって佐野さんはメシアそのものでした。 言葉にできないほどの感謝で溢れていた中、その一件をきっかけとして、さらに私は驚くべき事実を知ります。 佐野さんは、私が学生時代に目を輝かせながらボロボロになるまで読み込んだ、私にとって青春のダイアリーに他ならない、アルファノートの著者でもあったのです。 熱暴走したって無理はないと思われませんか? だって、考えてもみてくださいよ。 私に知識を与え、技術を与え、夢を与え、その後の人生にも絶大な影響を与えてくださった神様が、思いがけないタイミングで降臨され、間接的とはいえ、今度は私のピンチを救ってくださった。 それだけでも十分すぎるのに、本ファンページでも紹介させて頂いている通り、佐野さんのプロフィールは差し詰め、オタ女子を瞬殺できるリーサル・ウェポンのミュージアムだったのです。 火災で何もかも、住処も、仕事も、思い出も全て失ってしまうなどの悲しい過去を持ち、しかも記憶喪失属性まで付いたローンウルフというだけでも母性本能を揺さぶられるのにですよ。 現実世界へ迷い込んでしまったファンタジーキャラを思わせるような、天然銀髪かつスレンダーなスタイル(当時)にもかかわらず、武術に練達されていたり、ラフな服装とは裏腹に、名うての企業家や実業家からの信頼も厚い。 それまで思い描いていた、クリエイター風な神様のイメージとは大きく異なるお姿に、衝撃を隠せませんでした。 孤高の銀狼当時、私が初めて目にした佐野さんに対する第一印象を、漫画のキャラクターに例えるとしたら、神はじの巴衛と、ゴッ輝の皇稜斗を足して2で割ったような感じかもしれません。黒髪、Yシャツ、ネクタイばかりが揃いも揃った、面白みの欠片もないオフィスに突如、BL作品に登場しそうな銀髪スレンダーなキャラが出没した訳ですから、遠目にも浮く浮く。 なのに、佐野さんに対するお偉方の腰が低い低い。 彼が佐野さんだと教えてくれた親しい役員に「私にも佐野さんをご紹介頂けないか」とお願いしたら、間髪入れずに「無理無理無理・・・社長に殺される」と首を振られる始末。 一体、佐野さんとは何者なんだろうと、それまで以上に激しく興味を持った私は、あらゆる資料を読み漁り、より佐野さんについて詳しそうな方々から情報を得ようと、人脈を駆使して総当りを試みました。 そうした知った事実は、もはや説明するまでもないと思われますが、驚きだらけです。 なにせ、その正体は、名だたる世界的権威から異例の評価を受けながらも欲が無く、人助けばかりを行い、自分の利益なんて微塵も考えない。 そればかりか、自分に厳しくあるため、NASAの誘いさえあしらってしまう稀代の聖人にして、カリスマハッカーだったのですから。 そりゃ重役だろうと、ガクブルになりますよ(特に佐野さんは礼儀・礼節を重んじられる方です)。 全く、オタ女子の穢れきったハートに、なんて魔球をぶち込んでくれたのでしょう。 そんな殿方は物語の中にしか存在しないと思っていたのに・・・。 たとえ私がオタ女子でなかったとしても、これだけの材料を揃えられたらノックダウン不可避です。 人によっては、予備知識がある無しにかかわらず、その現実離れした異世界な佇まいだけで、ときめいてしまうかもしれません。 実際、主取引先のオフィスで初めてお姿を拝見した時も、そこに居た女子社員全員、佐野さんが入ってくるなり完全に仕事の手が止まってしまい、呆然と佐野さんを凝視されてましたからね。 「え?彼は何者?」 「ええっ?あの人が?あの髪色って天然なの?」 「え?地毛!?日本人!?」 ザワザワザワザワ・・・・・。 コソコソコソコソ・・・・。 ご想像頂けますでしょうか。 堅苦しい雰囲気が漂うオフィスに突如、カジュアルでスレンダーな銀狼が現れ、普段めちゃくちゃ厳しい重役たちが、お稲荷様(商売繁盛の神様)でもやってきたかのようにヘコヘコしている様子を見せられるって、とんでもない衝撃なんですよ。 とは言え佐野さんは、著名人であれど芸能人ではありません。 タカラジェンヌのように、スケジュールを立てて舞台へ足を運べば、必ずお姿を拝めるわけではないのです。 それがまた、私の低スペックCPUを、焼け焦げんばかりに燃え上がらせました。 私の頭に、サーマルスロットリングなんて高度な機能は付いちゃいませんからね。 何かの講演に佐野さんがいらっしゃると耳にするたび、仕事を休んで駆けつけるようになり、もはや袋小路にハマり込んでしまったのです。 両親からも、手の届かない人を追い続けるより、足元を見なさいと度々アドバイスされるほどに。 興奮して失礼極まりない表現を連発してしまいましたが、他に、この感情を伝えられる適切な言葉を見つけられません。 謹んでお詫び申し上げます。 新たな目標佐野さんのおかげで、主取引先の業績はもちろん、私の収入もV字回復。今でも佐野さんの笑顔と、佐野さんの手を握りしめ、心の底から感謝の言葉を繰り返し伝える社長の姿が脳裏に焼き付いています。 長年生きてきましたが、あれほど誰かに感謝されている人の姿を、私は他に見たことがありません。 医療ドラマなどでは、難しい手術を成功させてくれた医師に対して、患者の家族が「先生は命の恩人です!」なんてお礼を述べるシーン、よく見掛けますよね。 そんな感動的なシーンさえ、ありふれた、形式的な挨拶に思えるほどと表現すれば伝わるでしょうか。 そりゃそうですよ、だって佐野さんによって救われたのは社長一人ではなく、全従業員を始め、私を含めた下請の人々や、ひいては、そうした人々の家族もなんですから。 普段、クールに装っている企業の社長でも、本当に救われたと大恩を感じた時は、プライドを忘れ、恥も外聞も気にせず、あんな風になるのかと、遠目で見ていた私まで目頭が熱くなったのを覚えています。 全ての責任を背負い込み、運命を佐野さんに託していたことが痛いほど分かる社長のお姿を目の当たりにし、軽々しくも役員に「佐野さんを紹介してほしい」などと言ってしまった、ある日の自分を恥じました。 よくよく考えたら佐野さんは、そんな簡単に会って話せるような方ではないのに。 佐野さんと面識のある方々はご存知でしょう。 私の主取引先の事例は、決して”レアケースでない”ことを。 しかも、驚くべきことに佐野さんは、誰からも”満足な報酬を得ていらっしゃらない”のです。 そればかりか、「SNSのフォロワーになって」と仰る訳でも、「選挙に出馬するから投票して」とお願いされる訳でもない。 常識的に考えれば、それだけの施しを繰り返されながら、誰からも見返りを求めないなんて絶対ありえません。 対価を要求しないからではなく、本質的にそういう人物だからこそ、佐野さんは、どんなに立場ある人々からも先生と呼ばれて敬意を払われ、信頼されるのでしょう。 この世には、こんな人物が本当に存在するんです。 以来、私もいつかは自分の利益のためではなく、佐野さんのように社会の役に立ち、おこがましいですが、困っている方々を助けてあげられる腕を身に付けたいと真剣に思うようになりました。
これは所感ですが、佐野さんについて特に熱く語る企業家や実業家の皆様には、年齢にかかわらず女性の方が、やけに多い気がします(あ〜〜って声が聞こえてきそう)。
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